サンタラ・砂田の別冊☆スナダ

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2011年 06月 01日

あの日

地震のあった時、おれは自宅作業部屋にてある音源を制作中だった。

NHK仙台にサンタラを好きでいてくれる人がいて、
4月から東北6県で毎週放映する(予定だった)ドキュメント「東北Z」のオープニングを
依頼されていたのだ。

思い返せば、
震災10日ほど前に担当者と直に会い、打ち合わせは10分の1くらいでほとんど与太話、
昔好きだった音楽の話、エロ話、6月の東北ツアーの作戦を立てたり、共通の知り合いに電話をかけまっくたりしてた。

番組のオープニングと言っても8秒のSE、
しかしこの手の制作に慣れていないものだから、煮詰まっていたところに揺れが来たんだ。
物が落ちたり水槽の水が溢れたりしたので作業を中断、テレビを見ながら片付けていたらあっという間にあの津波だ。

どうすることもできない。
あの映像を見ても甘ったれなおれはどこか信じられず、でも随分と混乱してしまったようで、
とにかくこれを作り遂さねばならんと思って余震の中その日の夜に一気に10個作った。
それから3日間何をするべきか何をするのが最善か考えながらも、
時々ニュースを見て、時々ネットを見ながら人には一切会わずこれの推敲ばかりをやっていた。
ましてや現地の国営放送局だし、新番組なんてどうなるかわからないがとにかく作らねばと思って。

4日後くらいにキョウコちゃんとみともに会って、翌日はJAYさんと尾藤さんにも会って、
まあお酒も少しは呑んだけど、久々に人と会って話したら
何だか妙に嬉しくなっちゃって盛り上がって、義捐ライブやろう!ってなったんだったな。

3月20日がこの音源の当初の締め切りで、高野さんにも協力いただいて完成させて
担当者には「作ってあるのでいつでも出せるよ」とだけメールしておいた。
すると聞かせてほしいとすぐに返事があり、番組のスタートも遅れるが中止にはならないことがそこで確認できて、
これまたとてつもなく嬉しかった。
彼は「東京で呑む約束忘れてないよ」とも言った。

それにどう答えたのか、うまく答えられたのか覚えていないが、
いつかずっと前に見た誰かのうれしそうな顔はこの位のうれしさだったんだなと
ふと思うような、感じたことのないうれしさだった。

6月3日スタート
毎週金曜日20時~
NHK仙台 東北6県で放送
「東北Z」

http://www.nhk.or.jp/sendai/tohoku_z/

通常なら告知するほどのことじゃないかもしれないけど
縁と想いがいつも以上に感じたもので書いておきました。

いつまでも冬じゃない。
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by santarablog2 | 2011-06-01 17:06 | お知らせ | Comments(4)
Commented at 2011-06-01 23:47 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by みとも at 2011-06-03 03:19 x

そうだよなあ、いつまでも冬じゃない。
グッときたです。

Commented by お湯ポットさん at 2011-06-03 13:06 x
魂は高い次元で繋がっていくもんですね。 砂田くんたちの想いは必ず東北へ届きます。 この仕事は間違いなく「導かれた仕事」なんじゃないかな。 A木さんと飲む時は是非声をかけて下さいね!
Commented by Nori at 2011-06-06 22:32 x
北海道ツアー、突入ですね。
カツカレー棒、食べられるといいですねー。
札幌駅から地下続きで行けるので、ラジオ出演の合間に ^^;
できれば熱々がおすすめです。

北海道大学の構内の散歩も気持ちいいかも~
夏休み期間は自由に入れましたが。。。


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