2011年 08月 25日

火の鳥

子供の頃はタガメも憧れていたが
当然カブトムシ、クワガタの類は大好きで図鑑や飼育書など愛読していた。
その中に確か「世界の甲虫」という図鑑があり
日本にはいない外国の昆虫がたくさん写真付きで載っていた。
特にヘラクレス、コーカサス、ギラファなんてのは
日本のものと色も違うし、ツノの形も違うし、とにかく強そうで憧れた。
夏休みに地元の百貨店の特別展示とかでこれらが一同に集められ
もちろん見に行ったんだが、気絶しそうなぐらい興奮したもんだった。
実物は思い描いていたよりも小さく貧弱に見えたのだが。

そんな幻の昆虫も今や町のペットショップやホームセンターで簡単に手に入ってしまう。
自分の物にしたい気持ちもよくわかる。仕方ない。

昆虫はほぼ1シーズンで死んでしまうからまだいいとしても、
例えば多摩川では飼いきれなくなった外来種の魚たちがたくさん見られるという。
う~ん。

さっきまでうちの水槽で自分に頼って泳いでいたその魚を
事情で飼いきれなくなったといって生ゴミに出せる神経はそれはそれで恐ろしい。

歴史的に言えばアメリカザリガニ、ウシガエル、中国オオサンショウウオなど食用として入ってきた種。
嗜好用に入ってきたミシシッピ赤耳ガメやブルーギル。
植物なんかも交配してしまうし結果的に繁殖し日本固有の生態を乱すことになった。

しかしこれを誰が止められただろうか?
こういうことこそが人間の文明の発展だったのではないか?
贅沢すればゴミはたくさん出る。
他にもたくさんツケは回ってきているが、
ぼくの興味に照らし合わせればこうだ。

震災以降の原発事故についても全く同様だと思う。


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by santarablog2 | 2011-08-25 10:43 | 日記 | Comments(0)


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