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ハチミツぼうやエドワーズ

いつまでもヘタクソな地図を真上にノサバラセておくことはあるまい。
誕生日メッセージをみなさんありがとうございます。
最近は博多、広島、札幌のリクエスト集計に追われています。
う~む、バラケ過ぎ。。。
まあいいや、明日までなのでこれからの方も遠慮なくどうぞ。
先日のMANDALA-2のレポート見てくれた?
見といてね。
SMASHING MAG
BARKS

その日の昼のことでございます。

東京でライブをやる日は自宅から会場に行くので、
諸々出かける用意しながらDVDを見るのが通例で
この日は久々のLightnin' in a Bottleでした。
伝説のブルースマンからブルースに受けた影響大な若手までが一同に会したオムニバスライブドキュメント映画。

調べたらもう7年前の映画なんだけど相変わらず素晴らしくて見入ってしまった。

出演者のひとりHoneyboy Edwards。
当時、自称90歳くらいのはずだが元気である。
まだ新しいTaylorをベタベタと弾き語る。


このDVDの最後に出てくるBBキングはMCで「最年長をトリにしてくれてありがとう」と言って演奏を始めるが、
年齢の話をするなら大間違い。というか完全にこのハニーボーイを無視した発言。

ただアメリカのブルース界も、きっとどこも同じで
おれとあいつを一緒にしないでくれ。みたいな絶対に相容れない蛸壺状態に違いない。

ちなみにマディウォーターは「シカゴブルース」というドキュメント映画の中で
「BBもまあ…いいけど、まだまだだ。おれくらいのディープさ出せねえとな」
みたいな発言をしている。
マディウォーターのお抱えギタリストだったバディガイは現在ではBBとの絡みも少なくないが、
その辺りも加味して色々見るとなかなかおもろいよ。

話をハニーボーイエドワーズに戻すと、
ブルース好きの間ではかなり名物おじいさんで
ロバートジョンソン関連のドキュメントタッチのものとなると
必ず出てきてロバートジョンソンが毒殺された話、一緒に旅をした話、
どんな男だったかみたいな話を訛った英語でまくし立てる。

うちにあるのはThe Search for Robert JohnsonというDVDと
フジテレビネットワークのシリーズ物のBLUES特集のパイロット盤?(忌野清志郎さんナレーション)だがどちらにも生き証人としてご登場出。

その佇まいというか、語り口というか何とも言えない…
雑味と言いましょうか
しかし演奏は素朴でワイルド、いわゆるTHEデルタブルース。
レパートリーについてはオリジナルなのかどうか、CDも持っていないので
失礼ながら全く知らないのだがキャラとしてはかなり重要なので抑えていた。

久々に映像を見て思い出し、その場で検索してみたところ
何と今年の8月に亡くなっていた…
御歳96(自称)

年輩ミュージシャンが新しいギターを弾いている画がすごく好きです。
合掌。
by santarablog2 | 2011-11-20 23:17 | 日記

サンタラ砂田の別冊☆スナダ


by sunada_santara