サンタラ・砂田の別冊☆スナダ

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2012年 12月 26日

写真はにがてだよ

ちっとも年の瀬っぽくなくて参ったね、こりゃ。
寒すぎてそれどころじゃないのかね。

なおかつ全然年の瀬っぽくない話だけど
前々回、ちらりと写真の話になってから考えていたことをひとつ。

発明されるより以前に生きていた人たちは当然1枚の写真も残さずに死んだわけで。
あ、でも肖像画でもあれば、まだマシとはいえ
絵画も流行や流派があるので、それに則って描かれていれば
ゼロからその人の姿形を思い浮かべるのはやはり難しい…

記憶とか念とかそのあたり難しい話はおいといたとして
つまりその人に会ったことのある人がこの世からいなくなった時点で
影も形もなくなると。
あ、ミイラは残るか。

でも長く会っていない人を思い出そうとする時
その人の写った写真しか思い出せなかったりとかしませんか?
人間の記憶なんて、そのつもりで一生懸命覚えようとしても無理なもんは無理。
おれが苦手なだけかなあ?
なかなか他人の顔を頭に焼き付けておくのは難しいもんだ、悲しいけれど。

で少ない数の写真を残した人たち。
それはもう1枚とか2枚とか。3枚とか。まあ3枚までかな?
この類の人たちは最もフィクショニカル。
たいてい昔だからスナップなどではなくちょっと気取ったモノクロ写真。
数少ない物言わぬ写真は見た人にあれこれと想像力を喚起します。

毎度恐縮ながら新選組局長近藤勇と副長土方歳三。
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この有名な2枚はたくさんの小説に描かれるに足るし、
この写真が無ければそうまで新選組は有名じゃないはず。
朴訥、誠実、ブランド好きな近藤局長。
冷酷、策士な土方副長。

そしてロバートジョンソン。
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彼もこの2枚しかない。
これも語られる伝説にぴったり。
悪魔に魂を売り手に入れたパフォーマンスのクロスロード伝説、毒殺伝説。
この人の場合は肉声と実演も残されているが、この少し独特な風貌だからこその伝説でしょう。

アメリカのLife誌の古い写真集がうちにあるが、それもすごい。
その人の写真をこれでしか知らないからね。
何だかいくらでも見つめていられる。

もちろん例外もあるでしょうが、何か好きなもの2つがそうだったから…

迂闊なぼくら現代人は今や携帯電話にもそこそこなカメラが付いていて
たくさんの影を残してしまっている。
全く繋がりのない後世の人がうっかりそれを見てしまった場合、どう思うだろうね?
情報も膨大な量が残るだろうからロマンや想像を遊ぶ余地はもうなくなるんだろうなあ。
それもすべてデータですよ、データ。
そのデータも開かれなければそこまでか。

何だかうまくまとまらなくなっちまったけど。
年末でみなさんお忙しいと思いますが読んでくれた方、ありがとうございました。
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by santarablog2 | 2012-12-26 11:39 | 日記 | Comments(1)
Commented by Nori at 2012-12-28 01:03 x
写真でしか思い出せないっていうのは、すごいありますね~、うんうん。
言われて気が付きました。

読むにつれ、「くるぞ、くるぞ・・・」と思っていたら ^^; やっぱきた。
ロバート・ジョンソンさんは想定外、
しかも写真が2枚しかないとは知りませんでしたが。

今の子なんかは、生まれた時から動画に映っているわけで。
いい悪いは別にして、
想像を遊ぶ余地はあんまりない感じがします、
ダイレクト過ぎて。カラーだし(?)。
コメントもまとまらないですけど^^;
「いくらでも見つめていられる」気持ちはわかる気分になっております。

しっかし、寒いですね~


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