倒れた巨木が考えさせてくれた
2018年 12月 04日
京都磔磔を終えた翌朝、
インドレストランチャンダーの開店までの間、下鴨神社か京都府立植物園かどちらかに行ってみようという話になった。
植物園に挙手したのはおれだけで、多数決で下鴨神社になった。
まあいい、糺の森には妖精が住んでいる。妖精に会いに行くさ。
厳かな神社の雰囲気に浸った後、糺の森を歩く。
大きな倒木があちこちに。
そういえばニュースで見た。
台風24号で京都の神社仏閣の周辺の巨木が倒れ、
切断して撤収しようにも山の場合、ヘリを使うしかなく難航しているとのこと。
京都は盆地、山間にも史跡は多いゆえそういうこともあるだろうと思ったのだった。
とにかく千年の歴史の中で老朽化もあるだろうが、かつて吹いたことのない暴風が吹いて木を倒してしまったわけだ。
気候は年々明らかに激しくなっているし、なまじ手を入れて枯れなかった木は巨大になり、そして人間の上に倒れかかり…
いろいろリミットなのでは?
さよなら平成と言いながらも、長い長い時間の中で本当にちっぽけだな。
自然は自然だから強い。何でも当たり前。
安倍総理の樹海の中の別荘もそんな状況だって。当然自然は平等。
京都は今年10月から宿泊税が導入され、部屋代は精算済みのはずのホテルフロントで別途徴収された。
上高地を通りかかる度に、壬生寺の壬生塚を見る度に思う。金額の問題ではなく
人間が勝手に囲ってしまった。たぶんその役割の人がいる限り、もう普通の地続きには戻らないんだろう。
どうするんだ?責任重大じゃない?
さて初めて行った糺の森は約5割の紅葉でした。
雨が降って空気は柔らかく、気持ち良かった。
ユニット名募集。
by santarablog2
| 2018-12-04 16:10
| 日記